「P/ECE USB LANデバイスドライバ」インストール手順 (Windows 2000)
    - 「PceEth.inf」と「PceEth.sys」の二つのファイルを、フロッピーディスクにコピーしてください。
        
     - PCにP/ECEを接続し、「USB-LAN」アプリケーションをP/ECEにインストールしてください。
        
     - 「USB-LAN」アプリケーションを実行してください。
        
     - Windowsが新しいハードウェアを検出し、「新しいハードウェアの検索ウィザード」が表示されます。
        (※もしもうまく検出されない場合は、いったんP/ECEを取り外し、もう一度接続してみてください。)
        その後、「次へ」ボタンを押してください。
        
     - 「デバイスに最適なドライバを検索する(推奨)」を選択し、「次へ」ボタンを押してください。
        
     - 「フロッピーディスクドライブ」にチェックを付けて、「次へ」ボタンを押してください。
        
     - ドライバファイルの検索結果に関するメッセージが表示されます。
        「次へ」ボタンを押してください。
        
     - 非公式のデバイスドライバをインストールすることの危険性に関する、警告メッセージが表示されます。
        警告内容を確認し、よろしければ「続行」ボタンを押してください。
        
        
     - しばらく待つと、「新しいハードウェアの検索ウィザードの完了」メッセージが表示されます。
        「完了」ボタンを押してください。
        
     - デバイスドライバが正しくインストールされていることを確認しましょう。
        「デバイスマネージャ」を開いて、「ネットワーク」を開いてください。
        デバイスドライバが正しくインストールされていたら、「PceEth device」というデバイスが増えているはずです。
        
        以上の手順で、デバイスドライバのインストールが完了しました。
        
     - 次に、仮想USB LANアダプタの設定を行います。
	「コントロールパネル」の中の「ネットワークとダイヤルアップ接続」を実行してください。
        
     - 「ネットワークとダイヤルアップ接続」ウインドウが表示されます。
        「P/ECE USB LANデバイスドライバ」によって追加された、新しい接続「ローカルエリア接続2」が増えているはずです。
        PCの環境によって、「ローカルエリア接続3」「ローカルエリア接続4」など、別の名前になることもありますが、正常です。
        
     - 「ローカルエリア接続2」などの名前のままでも良いのですけれど、わかり易さのために、接続の名前を変えておきましょう。
        この例では、「PIECE USB LAN接続」という名前を付けることにしました。
        その後、「PIECE USB LAN接続」を右クリックし、「プロパティ」を選択してください。
        
     - 「PIECE USB LAN接続のプロパティ」ウインドウが表示されます。
        「接続時にタスクバーにアイコンを表示する」にチェックを付けてください。
        その後、「インターネットプロトコル(TCP/IP)」を選択し、「プロパティ」ボタンを押してください。
        
     - 「インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ」ウインドウが表示されます。
        「次のIPアドレスを使う」を選択し、「IPアドレス」と「サブネットマスク」を入力してください。
        実際のネットワーク環境に合わせて、LAN側のネットワークアドレスと重複しないよう、適切な値を設定してください。
        この例では、IPアドレスを「192.168.255.254」、サブネットマスクを「255.255.255.0」としました。
        その後、「OK」ボタンを押して、「インターネットプロトコル(TCP/IP)のプロパティ」ウインドウを閉じてください。
        
     - もう一度「OK」ボタンを押して、仮想USB LANアダプタの設定を反映させてください。
        この処理には、完了までに30秒〜1分ぐらい時間がかかる場合がありますので、しばらくお待ちください。(すぐに完了する場合もあります)
        「PIECE USB LAN接続のプロパティ」ウインドウが消えたら、仮想USB LANアダプタの設定完了です。
        
     - 仮想USB LANアダプタの設定が正しく行われたことを確認するために、PCからP/ECEへpingを打ってみましょう。
        コマンドプロンプトを開いて、次のようにタイプしてください。
        
        ping 192.168.255.1
        
        P/ECEから応答が返って来たら、成功です。
        もしも応答が無い場合、仮想USB LANアダプタと、P/ECEの「USB-LAN」アプリケーションのIPアドレスを再確認してください。
        両者に、別々のIPアドレスで、かつ、同じサブネットに属するIPアドレスを設定していなければ、ping応答は返って来ません。
        
        以上の手順で、仮想USB LANアダプタの設定が完了しました。
        
     - Windows XPと異なり、Windows 2000の場合は、「USB-LAN」アプリケーションを終了する前に、デバイスを停止させる必要があります。
        まず、タスクトレイの「ハードウェアの取り外し」アイコンを使って、「PceEth device」デバイスを停止してください。
        デバイスを停止した後、P/ECEのSELECTボタンを押して、「USB-LAN (ping)」を終了させてください。
        
        デバイスを停止せずに「USB-LAN」アプリケーションを終了したり、P/ECEを取り外したりすると、「デバイスの取り外しの警告」が表示されてしまいます。
        ただし、実害は有りませんので、「デバイスの取り外しの警告」が表示されることを気にしなければ、上述のデバイス停止手順を行わなくても構いません。
        
        
        
     - 以上で、すべての準備が完了しました。
        次回以降は、PCにP/ECEを接続して、「USB-LAN」アプリケーションを実行するだけでOKです。
 
Sat Aug 20 07:00:00 JST 2005 Naoyuki Sawa (nsawa@piece-me.org)